現在非住宅の木質化の促進が重要改題となってきています。
数年前に地域密着型特別養護老人ホームを設計させていただきました。
通常ですと鉄筋コンクリート造で建設されるところですが
木質化に深く興味を持っておられた理事長のご要望により
構造体及び内装まで木で行うことができました。
共同生活室は天井の高い広がりのある空間とし、床及び腰壁には無垢材を使用しました。
とても温かさを感じていただける空間になったと思います。
居室は共同生活室を中心に配置し一歩部屋から出れば誰かと会話をすることができ、
更に中庭に出たり、景色を楽しむことができます。
個人の生活を尊重し、
コミュニケーションが自然にとれるそのような「家」を目指しました。