女性委員会会員の建築作品を2ヶ月ごとに紹介していきます。
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2021年02月01日

コロナ禍を見越した家            谷村 留都 アール・アンド・エス設計工房  

子供をのびのびと育てたいとの想いで始めた共稼ぎご夫妻の家づくりである。
防災意識が高まっている昨今、その対策として地盤を1mかさ上げする必要性がわかった。
それならば高低差を生かしたスキップフロアーで空間構成をし、その特徴を計画にも反映させることとなった。

医療従事者のご夫妻の希望で子供が家に帰った時、手洗いを習慣づけられるように、
キッチンから見える場所に水回りを作った。
みんなが忙しい夕方、効率的に家事をしながら同時に子供たちの様子を把握でき、
家族のつながりも大事にしたいこなしたいとの希望を何度も試行錯誤しながら計画した。
子供たちが個室に引きこもるのではなく、家族がそれぞれの気に入った場所で過ごしながら、
なんとなくみんなの気配を感じることができるように工夫した。
今振り返ってみて、この家のコンセプトはコロナ禍において、
家で家族みんなが快適に過ごす対策にもなっていることがわかった。

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庭から見たLDと右手の洗面、物干しコーナー     ダイニングと繋がった多目的な畳コーナー

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畳コーナーから半階上がった駐車場上部のみんなの勉強コーナー

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中2階から1階と2階を見る                キッチンは家じゅうが見渡せる司令塔になっている

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洗面所はキッチンから見られる        2階のリビングは個室前の廊下と繋がり吹き抜けを介して畳コーナー繋がる

写真8.png
通風窓がある物干しは脱衣室と繋がっている。玄関横のゆったりした収納コーナー


設計概要
所在地:名古屋市熱田区
構造:木造(在来工法)2階建て、一部コンクリート造
面積:敷地177.25u   延べ床面積171.46u
家族構成:夫婦+子供2人







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